日本サポートシステム株式会社
代表取締役社長CEO

天野 眞也

Modis株式会社 常務執行役員

塩田 ゆり子

日本の製造業は、大きな転換点に立たされています。さまざまな領域でDXが進む中、ファクトリーオートメーションやスマートファクトリーという言葉も飛び交うようになりました。しかし、どのようにすれば現場の課題を解決しつつ生産性向上や品質向上を実現できるのか、迷いを抱える企業は多いです。そこでModisは2021年7月1日、ロボットSIerとしてハードウェア開発とエンジニアリングに強みを持つ日本サポートシステム株式会社(以下JSS)と業務提携をし、日本の製造業のスマートファクトリー化推進、工場のDX推進支援に共に取り組んでいます。
変化の激しい時代において、両社のタッグによりどのような価値を提供できるのか。そしてこれからの時代に必要なスマートファクトリーエンジニアとは。JSSの代表取締役社長である天野眞也氏と、今回の業務提携の仕掛け人である常務執行役員 塩田ゆり子が、日本のモノづくりの未来について語りました。

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CROSS TALK

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モノづくりの現場を、抜本的に変えていく

今回の業務提携の背景について教えてください。

  • 塩田:背景には、日本の製造業に対する強烈な課題意識があります。世の中の変化のスピードが加速し、競争は激化しています。加えて、日本では労働人口の減少という深刻な社会課題があることはご存知の通りです。その中で、モノづくりの現場にもファクトリーオートメーションやIoT等を活用したスマートファクトリーによる抜本的な改革が求められています。お客様からも、「未来に向けて変わらねばならないので、ぜひとも協力して欲しい」という声をよくいただくようになりました。
    Modisでは、エンジニア派遣による技術提供だけにとどまらず、現場と経営双方の視点からお客様の本質的な課題を解決するコンサルティングサービス「バリューチェーン・イノベーター」を提供しています。そこで培った課題解決力と、JSSのロボットSIerとしての独自の知見を掛け合わせることによって、日本の産業を変えられるのではないかと考えたのです。

  • 天野氏:Modisの川崎社長とお話しした時に印象に残っているのが、「Modisのエンジニアは、色んな現場を経験するからこそ価値を発揮できる」という言葉です。モノづくりエンジニアというと、メーカーさんのイメージが強く、ひとつのことを極めるものだというイメージが強いですよね。もちろん、それも大切です。しかし、これからスマートファクトリーなど製造業におけるDXが進む中では、生産技術や品質保証、フィールドエンジニアがさまざまな技術や現場の知見を持つことが求められるようになります。特定の技術を縦に深く探求するだけではなく、多くの技術や知見を横に広げて、それらをつなぐ力が必要だということですね。Modisのバリューチェーン・イノベーターと、私たちの掲げるコネクテッド・エンジニアリングが組むことで、価値の最大化ができると確信しています。

一気通貫したサービスで、
スマートファクトリー化や製造業のDXを加速させる

JSSとModisがタッグを組むことによる、他にはない価値とは?

塩田:製造業におけるDXが進む中、「変わらなければ」という意識を持つ企業は増えているものの、日本のモノづくりは未だ過去の成功体験から抜け出せていません。それが海外に遅れをとっている原因でもあります。これからは新しいモノを作る時、単に新しい技術を活用すればいいというわけではなく、システムや現場のあるべき姿を考え、提案し、かつそれを実現できるエンジニアが不可欠です。JSSとの提携によって、一気通貫でモノづくりの現場を変えられる、それは他社にはない武器です。スタートしてまだ半年ほどですが、既に20近くのプロジェクトが動いています。

天野氏:今、世の中のモノの9割は、人が作っています。その中では、厳しい環境で働いている人もたくさんいますよね。そうした社会課題を、技術とビジネスの力で解決したいと考えています。しかし日本には、技術にもマネジメントにも詳しい人は多くありません。技術のことだけやっていたいという人が多く、課題解決能力とエンジニアリングを兼ね備えている人はなかなかいません。これが、日本の経済成長が停滞している要因のひとつです。Modis×JSSなら、その両方を兼ね備える唯一無二の存在として製造業のDXを推進していくことができると考えています。

塩田:唯一無二、確かにそうですね。私たち人材サービスの会社がここまで深く製造現場の変革に関わっていくことに大きな苦労はありますが、チャレンジしなければ、社会は変わりません。モノづくり産業が大きく変わろうとしている中で、私たちが成長するために、そして日本の製造業を変えるためには、リスクを取ってでも新しいことをしていく覚悟です。

経験3年で世界トップも夢じゃない
挑戦するなら、まさに今

変わりゆくモノづくりの世界で、今後必要とされるスマートファクトリーエンジニアとは?

天野氏:先ほど、「多くの技術や知見を横に広げてつなぐ力が必要」だという話をしましたが、それができる生産技術、品質管理、フィールドエンジニアの価値は、確実に上がっていくはずです。これから世界中のモノづくりは、自動化、そしてその先にあるスマートファクトリー化に向けて確実に進んでいきます。かつて世界で最も自動化が進んでいだ国は日本でした。白物家電や携帯電話、パソコン、薄型テレビ、クルマなど、全部自動で作ってきました。そんな国はほかにはありませんでした。しかし、残念ながら徐々にシェアを他国に奪われつつあります。そして今、労働人口の減少という新たな社会課題にも直面して、AIやIoTといった先端技術を活用したスマートファクトリー化が求められるように。そういう背景から、多岐にわたる技術領域を横断して水平方向に身に付けたエンジニアこそが、市場価値を発揮する時代が到来したのです。

塩田:今までのモノづくりは大量生産が前提で、構造設計さえしっかりしていればあとは量産すればいいと考えられていました。しかし、これからは世の中の変化も激化しますから、少量多品種・変種変量に対応しなければなりません。すると今後は、たくさんのラインに適応できる、水平方向の力を身に付けたエンジニアが求められるようになります。しかし、これまで日本のモノづくりは決まった形でしか作っていませんから、そうしたスキルを持つ人材は決して多くありません。だからこそ今回当社では、生産技術、品質管理、フィールドエンジニアにフォーカスをして募集をしています。そして、その人たちにスマートファクトリー化を牽引するエンジニアへと成長していただいて、一緒に日本のモノづくりを変えたいと思っているのです。

天野氏:そういうことができるエンジニアは、間違いなく希少性が高いんですよね。かつ、今から力をつければ、グローバルでも引く手あまたです。日本の市場は緩やかに縮小していますから、この先は必ず海外を見据えなければなりません。そこで、今のうちに高度な技術力を身に付け、かつ単一技術ではなく水平方向の技術を備えられたら、世界中から争奪戦が起こるほどのエンジニアになれますよ。日本で3年修行したら、間違いなくアジアトップクラスです。相当な年収も夢じゃないと、私は思っています。Modisにはグローバルネットワークもあるので、活躍のフィールドが広いですね。

  • 塩田:第四次産業革命で、デジタルとモノづくりが融合する中では、モノづくりのノウハウが豊富な日本が優位だと思っています。だからこそ、スマートファクトリーなど製造業のDXに関わるキャリアを日本でスタートすれば、世界を席捲できる可能性もあるはずです。

天野氏:まさにその通りです。第四次産業革命が始まったばかりで、どうなるか分からないという不安もあるかもしれません。でも、だからこそ今、製造業のDXに携わるスマートファクトリーエンジニアに挑戦する意味があるのです。
ちょっと私の経験を話すと、30年前キーエンスに入社した時は、ちょうどセンサーの黎明期でした。そこでゼロベースで3年間、真面目にセンサーについて勉強したら、私より詳しい人はいないというまでになりました。今、どんなエンジニアとも対等に話せて、文系出身ながらエンジニアリング会社の社長をできているのは、センサーのプロだからです。
今、製造業のDXが進む中で、今回Modisが募集するポジションにも同じことが言えます。
「ゼロベースでスタートできる」「希少性がある」「日本が優位」「世界で活躍できる」そして、「いちかばちかのギャンブルではない」。こんな仕事、ほかにあるでしょうか? 挑戦しない理由はないですよね。これからエンジニアを目指す人も、ほかの領域でエンジニアをしている人も、ぜひこの領域にチャレンジしてほしいです。本当に今がまさにチャンスですから。

高い市場価値を持つエンジニアに
成長できる環境と舞台がここにある

スマートファクトリーエンジニアになるために、Modisではどのような研修を行っていますか?

塩田:まだ世の中にほとんどいない人材を育てるために、Modisは教育にも力を入れています。まず、生産技術、品質管理、フィールドエンジニアの基礎的なスキルに関しては、当社の天王洲トレーニングセンターでのトレーニングや、多くの現場で経験を積んだ先輩エンジニアからの指導があります。
そしてネクストステップとして、スマートファクトリーエンジニアの育成に関しては、研修はもちろん、JSSさんとのコラボレーションするプロジェクトの中で、世の中に先んじて質の高い人材を育成し、輩出していけると自信を持って言えます。

天野氏:天王洲トレーニングセンターを見せてもらった時、こんなに素晴らしい教育環境があるのかと驚きました。水平方向でさまざまな技術をつなげるには、世界中の最先端のテクノロジーを常にインプットしないといけません。それを、Modisなら学び続けることができますし、課題解決に必要な能力を磨くことができると思います。

塩田:さまざまな研修プログラムがあり、さまざまなお客様の案件があるため、描けるキャリアも広がっています。当社で働く中で、「よりITに尖りたい」「設計や開発に挑戦したい」という希望も出てくるかもしれません。Modisならそういうキャリアパスも描けますので、安心して入社いただければと思います。

天野氏:ほかの会社で、これほど多様な領域で最先端の技術を身に付けられるチャンスはないし、これほど幅広く価値あるキャリアを描ける環境もないですから、私からも強くお勧めしたいです。

塩田:これまでお話ししたように、これからモノづくりの現場が変わる中で、生産技術、品質管理、フィールドエンジニアという職種は、日本の産業を変える存在としてスポットが当たり始めています。エンジニアの働き方や工場のあり方も含めて、変革エンジニアとして活躍していただきたいです。JSSさんとの業務提携も、まだ始まったばかりです。「変革」にワクワクする気持ちさえあれば、歓迎します。一緒に社会を変えていきましょう!

Modisでエンジニアが躍動できる理由

  • スマートファクトリーエンジニアを育てる研修プログラム

    未経験から生産技術・品質管理・フィールドエンジニアになるための研修はもちろん、DXに必要なJavaやPython、IoTなどの技術研修を幅広くご用意。エンジニアとしての市場価値を向上させることができます。

  • パーソナライズされたキャリアパス

    エンジニア経験豊富なキャリアプランナーが、個々の希望や世の中の方向性を踏まえ、キャリア形成に最適なプロジェクトを共に考えます。さらに、スキル向上やキャリアパスについては、キャリアコーチに相談しながら自分なりのキャリアビジョンを描くことが可能です。

  • 技術系人材サービスのグローバルリーダー

    Modisは、アデコグループのグローバルブランドのひとつであり、世界20カ国に30,000人のエンジニアおよびコンサルタントを擁する、技術系人材サービスのグローバルリーダーです。豊富な案件、技術領域を誇り、エンジニアの市場価値向上をサポートしています。

世界が求めるスマートファクトリーエンジニアへの一歩を、
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