国内のエンジニアがコンサルティング力を獲得することで、約4兆9,624億円の経済効果があると試算― IT エンジニアに限定した試算では、約1兆 7,589 億円の経済効果 ―

2019.12.17

お知らせ

2019年12月17日 東京

人財サービスのグローバルリーダーであるAdecco Groupのグループ会社で、エンジニア人財サービスを提供する株式会社VSN(本社: 東京都港区、代表取締役社長: 川崎 健一郎)は、この度、関西大学の宮本勝浩名誉教授の協力のもと、国内で業務に従事するエンジニアが「コンサルティング能力」を備えることによる経済効果(以下、「成果効果」)を試算した結果、約4兆9,624億円になることが分かりました。また、IT領域に従事するITエンジニアに限定した試算では、約1兆7,589億円という成果効果が算出されました。

昨今の急速なデジタル化の進展に加え、ビジネスを取り巻く環境の複雑化に伴い、エンジニアには従来の技術力だけでなく、第三者視点で業務改善や組織課題に対して解決提案ができる、ビジネス視点のコンサルティング力が求められる傾向が強くなっています。
また、VSNがITエンジニアを対象に行った調査では、「今後、技術力以外でどのような能力が必要になると思うか」という質問に対して「課題解決ができるコンサルティング力」と回答したエンジニアが最も多く、コンサルティング能力を高める必要性を感じているITエンジニアが多いことが分かっています。

VSNでは、技術力と高いコンサルティング力とを兼ね備えたエンジニアである『バリューチェーン・イノベーター』※1を育成し、課題解決サービスを企業へ提供しています。技術力だけではなく、組織内の課題を広い視野で検出し、現場視点でのソリューションを提供することで、新規事業や施策を計画・実施し、企業の生産性の向上や事業拡大に寄与しています。今回の試算は『バリューチェーン・イノベーター』を導入したプロジェクトの事例をもとに算出しています。

今後もVSNは、「人財(ヒューマンキャピタル)の創造と輩出を通じて、人と社会の歓びと可能性の最大化を追求する。」という理念を掲げ、エンジニアの能力開発を通じ、社会全体の発展に貢献することを目指してまいります。

  • 1:エンジニアが派遣先で技術提供を行うだけでなく、その過程で顧客のビジネスにおける課題を見つけ出し、顧客とともに改善に取り組むことで、企業価値の向上とビジネスの革新を推進するVSN独自のサービス

株式会社VSNについて

株式会社VSNは、人財サービスのグローバルリーダーであるAdecco Groupの一員で、エンジニア人財サービスを提供しています。全国に4,000名以上の正社員エンジニアを擁し、取引先企業へ対して高い技術力と幅広い経験を生かし、課題解決に貢献しています。また、VSNエンジニアが経営と現場、両方の視点からお客様の本質的な事業課題を解決する独自サービスである「バリューチェーン・イノベーター」により、企業の生産性向上を支援しています。
2020年7月1日付けで、Adecco Groupで技術系人財サービスを展開する「Modis」とブランドを統合し、事業ブランドの名称を「Modis VSN」へ変更します。

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