地方創生

エンジニアによる、地方創生人材育成プログラム(研修サービス)

地方創生~エンジニアの可能性を、ニッポンの可能性に~

地方で起こっているリアルを体感し、テクノロジーを活用した課題解決施策を構想するプロジェクト「地方創生」。地域の社会課題へ挑戦し、課題解決力・ビジョン構築力を育成する「地方創生人財育成」プログラムを研修サービスとして提供しています。

Social Innovation Partners活動紹介動画 2022

福井県あわら市_地域活性化起業人 活動紹介動画

地方創生人財育成プログラム 概要

AKKODiSでは2019年より、全国各地の地方自治体と連携*1し、テクノロジーを活用した課題解決施策を構想するプロジェクト「地方創生」を実施してまいりました。高いコンサルティング力と技術力を備えたエンジニア社員が通常業務と並行しながら自治体職員や地域住民と共創して地域の課題発見からビジョン構築までを行なっています。また、これまでに実施した一連の研修プログラムを社外向けに開発し、研修サービスとして提供しています。本研修サービスにより、VUCA時代*2に求められる人財の育成機会を提供し、多様化・ 複雑化する社会の中で企業の将来を担う中核人財を育成します。通常の業務で身につける機会が少ないシステム思考やデザイン思考を、地域をフィールドに身につけることができる研修サービスです。

  • 2019年は7自治体、2020年は12自治体、2021年は16自治体と連携。
  • VUCA 時代︓グローバルにおけるさまざまな不安定要素を⽰す4 の頭⽂字、「Volatility(激動)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(不透明性)」をつなげたもの。

プログラムの流れ

STEP1:事前研修(全6回)

STEP2:弊社にて対象地域の視察

STEP3:住民取材・フィールドワーク

STEP4:年間報告会

STEP1:事前研修(全6回)

VUCAの時代に必要となるビジネスパーソンのスキルやマインドを座学で学びます。
6つの資本フレームワークを活用した地域の資本分析、国家施策であるSociety5.0 やSDGsの実現に向けた行政への政策提案、「ビジョン構築力」「信頼性獲得力」の習得に向けた基礎知識を理解します。

6つの資本フレームワークを活用した地域の資本分析

国際統合フレームワークを改良した地域版6つの資本フレームワークを活用して地域資源を分析します。
地域における課題を整理するのではなく、地域にある資本を整理することが地域住民を巻き込みプロジェクトを構想する上で重要なプロセスになります。フィールドワークの最終日には行政職員や取材をしたキーマンを集めて整理した地域の資本、それを活用した今後の取り組みの可能性について発表します。

1「財務資本:一般会計以外の財務」、2「知的資本:知識ベースの無形資産」、3「人的資本:人々の能力や経験及びイノベーションへの意欲」、4「製造資本:建物、設備など」、5「社会関係資本:ステークホルダーとの関係や情報を共有する能力」、6「自然資本:地域の成功の基礎となる物やサービスを提供する」

STEP2:弊社にて対象地域の視察

フィールドワーク前に視察を実施し、自治体が抱える課題や可能性について担当職員からヒアリングを実施。
事前に調査をしていた公開データと職員が感じている課題感のすり合わせを行い、フィールドワークに向けてどんな情報を得たいかをディスカッションします。また住民取材フィールドワークの依頼や地域課題の事前把握を行うため、現地でキーマンと関係を構築します。

STEP3:住民取材・フィールドワーク

視察にて把握した地域課題についてチームで更に調査を行い、地域課題の深堀、ファクト情報の収集を行います。それらの情報を元に改めて住民取材を実施。
住民との交流をする中で得た地域資源や課題、気付きを6つの資本フレームワークを活用して分析し、最終日に行政職員や住民の前でプレゼンテーションします。

地域で活動するキーマンの方に取材を行い記事を執筆

フィールドワークでは、地域で活動するキーマンの方に取材を行い記事を執筆します。
地域の課題や可能性、地域独特の文化、キーマンがこれから取り組んでいきたいことを把握することで地域の方々との信頼関係を構築することを狙いとします。この取材活動で得た情報や関係が地域住民が本質的に必要としている事業を構想する際に重要な材料になります。

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STEP4:年間報告会

フィールドワーク後に自治体職員や地域住民と共に地域課題解決の為の事業構想を作成し年間報告会で発表を行います。
報告会には本プロジェクトに関わった自治体の首長、職員、地域住民を招待し半年間の活動、成果、次年度以降の取り組みの可能性について報告します。

地方創生2021活動紹介

地方創生2021は2019年、2020年の活動地域に加え、栃木県小山市、静岡県南伊豆町、三重県桑名市、大阪府熊取町でも活動を行います。日本各地域における活動へと広がっています。

2019年活動地域:5地域7市町村(茨城県鉾田市、栃木県矢板市、島根県美郷町、高知県土佐市・いの町・日高村、鹿児島県薩摩川内市)
2020年活動地域:5地域5市町村(北海道仁木町、福島県矢祭町、福井県あわら市、長野県天龍村、兵庫県洲本市)

これまでの活動実績

  • 2022 年3 月時点

北海道

関東

中部

  • 長野県天龍村
  • 福井県あわら市
  • 静岡県南伊豆町

関西

  • 大阪府熊取町
  • 兵庫県洲本市
  • 三重県桑名市

中国・四国

  • 島根県美郷町
  • 高知県土佐市
  • 高知県いの町
  • 高知県日高村

九州

  • 鹿児島県薩摩川内市

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