ITエンジニア×英語スキルで大きく変わるキャリア設計

公開日:2018.12.25

エンジニアの働き方
 

ITエンジニアも英語力が求められる時代に

ITエンジニアで働く中で、あなたが長く現場で活躍し、もっと収入もキャリアもアップしていきたいと考えているなら、さまざまな技術を身につけていくことが、必須となるでしょう。

ご存知のようにIT業界は日進月歩で進化を続けています。担当プロジェクトに直接関わる技術はもちろん、さまざまな情報やスキルをアップデートしていかなければ、時代から取り残された存在に。さらに「スキル」という言葉をIT技術以外にも広げてみると、業務を円滑に進めるコミュニケーション能力や、納期やスケジュールをきちんと守るタイムマネジメント力も、エンジニアに求められるスキルのひとつと言えるのではないでしょうか。そして、エンジニア本来の高い能力に加えて、そんな幅広いスキルが加わっていけば、ITエンジニアとして充実した人生を歩んでいくことができます。

さて、そんなITエンジニアに今、日常的に求められつつあるスキルが「英語力」。実際、求人情報を見てみると英語力を求められるものが多数あります。しかもどれもが高時給で、それほどIT業界でニーズが高いことをしっかりと物語っています。今回はそんなITエンジニアに必要とされる英語力について、改めて振り返ってみましょう。

プロジェクトメンバー全員が日本人、という時代ではなくなる

すでに実感している人も多いかと思いますが、プログラム言語は海外から生まれているため、ネイティブの外国人エンジニアの方が進んだスキルを身につけていることが珍しくありません。そして、同じ仕事を依頼するなら、能力の高いエンジニアが重宝されるのは当然のこと。日本企業のプロジェクトであっても、エンジニアメンバーの一員として外国人スタッフが参加するというケースもますます多くなってきました。そんな時に役立つものといえば、やはり英語力。スムーズに意見を交換し合うことでプロジェクトが円滑に進むことは言うまでもありません。

さらに、開発コストやスピードの削減を目的に、オフショア開発を採用するプロジェクトも増えてきています。ITエンジニアの中には参加したプロジェクトでいきなり海外チームとのやりとりを任されたという経験を持つ方もいるのではないでしょうか。最近では海外現地で窓口を務めるスタッフが、必ずしも日本語を話せるわけではなくなってきました。また、たとえ窓口担当者が日本語を話せたとしても、日常のタスクで生じる細かなコミュニケーションのすべてで窓口を介していたのでは、当然のことながら生産性はダウンします。だからこそ、英語力は大切なのです。翻訳サービス、ツールを利用するという方法もありますが、細かなニュアンスまで理解し合うには、やはり共通言語で話すことが一番です。

これからもさらにグローバル化が加速するIT業界では、ITエンジニアにも英語スキルを求められるプロジェクトが増えることが想定されます。そんなニーズにきちんと応えられる努力をしていくこと。それこそがITエンジニアとしての可能性を大きく広げることにつながっていくでしょう。

その他にも英語が求められる場面は多数

実際にITエンジニアの方から耳にするのは、派遣先の社内公用語が英語だった、外国人ベンダーを採用していた、という声。社内公用語が英語の場合は、システムの仕様を決めるために社内の人たちとコミュニケーションをするだけでも英語が必須になるほか、開発ガイドラインが英語で記されていたり、日々の報告メールも英語で交わされていたり。また、外国人ベンダーを採用している場合には、当然のことがながらベンダーコントロールも英語が中心。こうしたケースは決して例外的な案件とは言えなくなっているのが、現在のIT業界です。

もちろん、システムに関わる最低限の用語だけを理解できれば、システム開発自体はできるかもしれませんが、英語スキルを身につけていることで、日本と海外の橋渡し役になれるチャンスも。一技術者からステップアップしたポジションを獲得することで、キャリアや年収の向上につなげることだって夢ではありません。

さらに、プログラムやITプラットフォームのナレッジは日本国内よりも海外の方が圧倒的に集まっており、英語でしか発表されていない技術書やブログもたくさんあります。キャリアアップを目指して絶えず最新の情報に触れていくためにも、英語スキルの上達は欠かすことができません。

英語スキルを生かしたITエンジニアが少ない今こそチャンス

AKKODiS別ウィンドウで開くがご紹介するITエンジニアの求人情報でも、英語スキルを条件としているものが年々増加しています。ダイバーシティを推進している企業が増えている今、外資系に限らず外国人社員を採用する企業はこれからも増えていくことでしょう。そんなときにITエンジニアの求人でも、これまで以上に英語スキルが重視されていくことは確実です。ITエンジニア本来の技術力やコミュニケーション能力と同時に英語スキルを身につけることで、「企業から選ばれる存在」から「企業を選べる存在」になれると言っても過言ではありません。

多くの企業はTOEICのスコアを基準に英語スキルを判断しています。正社員と比べて比較的自分の能力向上に時間を使いやすいITエンジニアという強みを生かし、TOEICの高得点を目指してみてはいかがでしょうか。現在は英会話教室に通わなくても外国人講師からオンラインで英会話を学べるWebサービスも充実してきました。さまざまなツールを比較し、自分にあった方法で英語スキルを磨いていくことが、これからのITエンジニアにはおすすめです。

ITエンジニア×英語スキルで、さらに大きな可能性を!

ITエンジニア本来の開発能力に加えて英語スキルが加わると、まさに鬼に金棒。英語スキルが向上するにつれて、参加できるプロジェクトのスケールもますます拡大していきます。個人のスキルと努力で将来の可能性を広げることができるITエンジニア。これからますますニーズが高まる英語スキルを磨いて、ぜひ自分自身の可能性を広げていきましょう。AKKODiSは、皆さんのスキルアップを応援しています。英語力を身につけたい、英語力が生かせる求人を探したいなど、ぜひ営業担当、またはキャリアコーチにご相談ください。

(2018年12月現在)

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